特別講演 (11月23日(日) 13時から14時)
講演題目 プラズモニクスセンサー
表面プラズモンのエネルギーはナノメートルスケールの領域に局在し大きい。金、銀などのポピュラーな金属では、表面プラズモンを簡単に励起でき、上記の特性を利用できる。このような背景の下で、表面プラズモン特性を利用したプラズモニックセンサーが開発され、微量物質の検出、物性の時間的変化の実時間計測、薬・毒物計測、生体分子計測などの化学センサー、バイオセンサーとして利用されている。最近は分子計測が可能なラマンセンサーも開発され、プラズモニックセンサーの利用範囲は広がっている。本講演では、表面プラズモンの特性を述べ、その特性を利用したプラズモニックセンサーの現状と課題を紹介する。